ECDこと石田義則が1月24日、逝去した。57歳だった。25日朝、遺族がTwitterを通じて報告した。
1987年にラッパーとして活動を開始したECDは、89年にMAJOR FORCEよりファースト・シングル「PICO CURIE」を発表。96年には東京・日比谷野外音楽堂で行なわれたヒップホップ・イベント<さんピンCAMP>のプロデューサーを務め、以降もシーンをクロスオーバーした幅広い活動を展開してきた。2003年発表の『失点 in the park』からは自主制作で精力的なリリースを続け、音楽活動や執筆活動と並行して、脱原発や反レイシズム、反ヘイトスピーチなどの運動にも積極的に取り組んだ。
2016年に進行性のがんを患っていることを公表。その後も闘病生活を送りながら音楽活動を継続し、2017年にはベストアルバム『21世紀のECD』がリリースされたばかりだった。
ご冥福お祈りします。
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